Oblivionが提供するLINEデジタル会員証システム「Lメンバーズカード」のデータ分析機能が、スマレジが提供するクラウドPOSレジ「スマレジ」とのデータ連携を開始した。「Lメンバーズカード」の会員情報と「スマレジ」の売上データがリアルタイムに連携され、顧客別の売上データ分析、売上管理・分析業務の効率化を実現する。
具体的な連携内容
顧客別・商品グループ別の売上データ分析が可能に
Lメンバーズカードのデータ分析画面において、顧客別・商品グループ別の売上データ分析が実現。顧客それぞれの累計購入金額と累計購入回数を一覧表示できるうえ、ランキング形式・グラフ形式でのデータ確認が可能となっている。
累計購入金額ランキング
顧客別・商品グループ別の累計購入金額をランキング形式で確認できるように。優良顧客として特別な割引・プロモーション、新製品の先行販売といった施策を行ったり、優良顧客の購入傾向を分析したりすることで、それに基づいた商品の提案やカスタマイズを検討することが可能。
累計購入回数ランキング
顧客別・商品グループ別の累計購入回数がランキング形式で確認可能に。上記と同様に、優良顧客の購入傾向を分析することで、来店頻度を維持するための施策につなげられる。
リピート率を円グラフで表示
新規顧客とリピーターの割合が円グラフで確認可能に。顧客のリピート率へ日常的に目を向けることで、顧客満足度を確認する目安となり、現在のサービス・商品が顧客のニーズに応えられているかをすぐに判断することができる。
購入金額・購入回数に応じた絞り込みで、RFM分析が可能に
顧客別の売上分析では、「累計購入金額」「累計購入回数」「最終購入日」などをもとにした絞り込み検索が可能。RFM分析を実現し、「どの顧客グループに対して、どのような施策を、どのタイミングで実施すべきか」の判断材料を手に入れられるようになっている。
Lメンバーズカードの「セグメント配信」で、次のアクションにすぐつなげる
店舗運営においては、売上分析の結果を次のアクションにつなげることが重要となる。Lメンバーズカードの「セグメント配信」では、スマレジに登録されている購買データをフィルター条件として、ユーザーにLINEメッセージを配信することが可能。これにより、店舗別・商品別など、特定のユーザー層だけに絞った細かい販促施策を実現できるようになる。
なお、フィルター条件として利用できる項目は「取引日・最終来店日・利用店舗・購入商品」など。また、テキストメッセージだけでなく、「クーポン」「アンケート」といったメッセージタイプを組み合わせて、高度なLINEメッセージ配信を行うことも可能となっている。