モニタスは、「スーツ・通勤服に関する実態把握調査」を実施した。同調査結果の詳細は、次のとおり。
通勤服にかける金額 年間1万円未満が約4割、年間3万円未満が約8割
通勤服にかける金額は年間1万円未満が約4割、年間3万円未満が約8割という結果に。
“普段はオフィスカジュアルが多いか?”という設問で「あてはまる・ややあてはまる」と回答した人が全体で57.5%、“仕事着としてスーツは必要だと思うか?”という設問では「あまりあてはまらない・あてはまらない」と回答した人が全体で52.8%を占めていることから、比較的に手頃なオフィスカジュアルのスタイルが好まれていることがうかがえる。
Z世代の今春のスーツの購入状況は4割 新入社員女性は7割が新たなスーツを購入せず
20代の公務員・会社員が現在持っているスーツの数は、全体で「1着」37.1%、「2着」32.0%、「3着」12.8%であった。
今春のスーツの購入状況は「スーツを購入した(する予定)」が全体で約4割。スーツスタイルは「カジュアルスーツ」が26.5%、「フォーマルスーツ」は23.1%で、カジュアルスーツの方が3ポイント高かった。
[新入社員]と[社会人2年目以降の20代]を男女別でみると、新入社員の女性は「購入してないし、購入する予定もない」が約7割を占めている。また、「スーツを購入した(する予定)」と回答した人のなかでは、カジュアルスーツよりもフォーマルスーツを購入する人の割合がほかの層と比べて唯一高い結果となった。
通勤服ブランドTOP3は「ユニクロ」「GU」「洋服の青山」
もっとも利用している通勤服ブランドTOP3は「ユニクロ」「GU」「洋服の青山」。「ユニクロ」「GU」「無印良品」とオフィス服専門店以外のデイリーウエアブランドがTOP5にランクインしている。
「洋服の青山」と「AOKI」を比較すると、もっとも利用している人の割合は9.2ポイントの差が出た。
コロナ禍で話題のパジャマスーツは「便利」な一方、印象は「ダサイ」「おしゃれ」の両極化
コロナ禍の働き方多様化ニーズに合わせて誕生した“パジャマスーツ”。パジャマスーツの印象は1位が「便利」26.0%で、特徴である着心地の良さや手入れのしやすさといった機能性の高さが評価されており、2位以下は「ダサイ」12.1%、「おしゃれ」8.2%という結果で、印象が両極に割れる結果となった。
調査概要
- 調査期間:2023年3月30日(木)~2023年3月31日(金)
- 調査対象:全国20歳~29歳の会社員・公務員
- 有効回答数:1,270名
- 調査方法:インターネットリサーチ