ローソンは、アバター事業を手掛けるAVITA(アビータ)と、2022年11月に都内にオープンしたグリーンローソンで、生産者自らがアバターオペレーターとなり(生産者以外も対応)、遠隔で商品をPRできる「ローソンアバターストア」の実証実験を開始した。
同実証実験では、グリーンローソンがハブとなり、アバターとなった生産者がユーザーと双方向のコミュニケーションを取りながら、商品の魅力や生産者の想いを伝える場の構築を目指す。ユーザーは店頭の展示品で商品仕様を確認し、代金の支払いは生産者が指定したECサイトで行う仕組み。商品の受け取りは宅配のみとなる。
同実験では、生産者においては販路やブランド認知の拡大、ローソンにおいては新たな広告事業の可能性を検証する。
初回は三重県明和町が出店し、伝統工芸品の「擬革紙(ぎかくし)」と「御糸織(みいとおり)」を2月27日(月)から3月12日(日)までの2週間限定で販売。また、地方自治体や、自社で企画・製造した商品を、中間業者などを通さずに販売するD2Cブランド企業を対象に、「ローソンアバターストア」の出店者を募集する。募集受付から出店者の選定、アバター操作のサポートについてはAVITAが実施する。
実証実験概要
実施店舗
グリーンローソン(ローソン北大塚一丁目店/東京都豊島区北大塚1-13-4)
アバターによる商品PR時間(予定)
- 三重県明和町からのリモート接客(商品生産者・観光協会職員など):10:00〜14:00
- ローソンアバターオペレーターによるリモート接客:14:00〜20:00
- 無人対応(商品説明などの動画をループ再生):20:00~10:00
商品購入方法について
ECでの購入。購入サイトは店頭で案内する。商品受け取りは宅配限定となる。