東南アジア・台湾を中心に展開するECプラットフォームShopeeの日本法人ショッピージャパンは、佐川急便との運送業務契約の締結を発表した。世界各国にもネットワークを有する佐川急便に運送を委託し、海外への一貫した配送を実現することが狙いだ。
東南アジア・台湾においては、日本商品の持続的な需要と昨今の円安により、日本発のセラーが増加しているという。しかし、国内の事業者の多くはいまだ国際物流の経験が少なく、越境ECへの参入には物流戦略が課題になるケースが散見される。
今回の業務契約では、佐川急便が属するSGホールディングスのロジスティクスプロジェクトチーム「GOAL」と共に、佐川急便の物流ネットワークとオペレーションを活用。物流の上流から下流まで支援し、越境ECのハードルを下げることを目指す。