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リターゲティング広告のCriteo、リセラープログラムの機能拡張で新規ユーザーへのアプローチ強化

 リターゲティング広告を中心に事業を拡大してきたCriteoは、同社が提供する「Criteoリセラープログラム」の機能拡張を発表した。11月22日には、拡張機能に関する説明会をオンラインで実施。リセラープログラム担当カスタマー・ソリューション&イノベーション部門責任者 平澤新人氏から詳細の説明がなされた。

 Criteoリセラープログラムは、マーケットプレイス型プラットフォーム事業者向けの広告ソリューションだ。マーケットプレイス型プラットフォームとは、ECモールのように多数の企業や店舗が情報を登録しているプラットフォームを指す。そうしたプラットフォームの事業者へ、Criteoがマーケティングテクノロジーを提供。事業者がその技術を活用して広告を制作し出店企業や店舗へ販売、収益を得るという仕組みになっている。

仕組み
Criteoリセラープログラムの仕組み(クリックすると拡大します)
導入事例
Criteoリセラープログラムの業界別導入事例(クリックすると拡大します)

 今までは、サイトに訪問したものの購入まで至らず離脱したユーザーに対して、再訪を促す広告のみ配信可能だった。今回発表された拡張機能では、「コマースオーディエンス」と「類似オーディエンス」にも広告配信ができるという。これにより、商品カテゴリーに興味を持つユーザーや来訪ユーザーと同じ属性のユーザーへも、アプローチが可能となる。リターゲティングに加えて、新規顧客の獲得が狙いだ。平澤氏はこの機能拡張について「もともと訪問者数が少ない企業や店舗に対して有効な策がなかった。機能拡張で、新規出店でも多くの訪問者数を獲得し購入につなげることができる」と考えを述べた。

新機能
機能拡張でコマースオーディエンス・類似オーディエンスへのアプローチが可能に(クリックすると拡大します)

 説明会には、本ソリューションの導入事例として、クラウドファンディングサービス「Makuake」を提供する株式会社マクアケ コミュニケーション戦略本部 マーケティング部 栗岩洋平氏も登壇。「今回の機能拡張で未来訪ユーザーに対しても配信を行い、新規顧客の獲得数やリーチ数の拡大を図っていきたい」と語った。

 Criteoは今後、特定のエリアでデジタル広告を配信する「ジオターゲティング」も展開する予定だという。平澤氏は「ジオターゲティングによって、チラシのDX化といったリアル店舗のニーズもかなえられる」とさらなる機能展開について説明を加えた。

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