MMD研究所は、予備調査で18歳~69歳の男女25,000人、本調査で5つの経済圏のメイン利用者2,500人を対象に「2022年10月経済圏のサービス利用に関する調査」を実施した。同調査結果の詳細は、次のとおり。
現在活用しているポイントの上位は「楽天ポイント」「Tポイント」「Pontaポイント」
18歳~69歳の男女25,000人を対象に、現在活用しているポイント(複数回答可)と、そのなかでもっとも活用しているポイントを聞いたところ、現在活用しているポイントでは「楽天ポイント」が60.3%ともっとも多く、次いで「Tポイント」が52.7%、「Pontaポイント」が42.0%となり、もっとも活用しているポイントでは「楽天ポイント」が34.7%ともっとも多く、次いで「dポイント」が12.9%、「PayPayポイント」が9.9%となった。
経済圏を意識してサービス利用している人は56.2% 2022年4月調査と比べると7.7pt増で意識は増加傾向
18歳~69歳の男女25,000人を対象に、5つの経済圏のいずれかを意識しているか聞いたところ、いずれかの経済圏を「意識している」と回答した人が56.2%となり、2022年4月と比較すると「意識している」が7.7ポイント増えた結果となった。
もっとも意識している経済圏は前回に続き「楽天経済圏」がトップ、次いで「ドコモ経済圏」
5つの経済圏のいずれかを意識している14,059人を対象に、もっとも意識している経済圏を聞いたところ、「楽天経済圏」が47.8%ともっとも多く、次いで「ドコモ経済圏」が16.9%、「PayPay経済圏」が16.0%となった。
経済圏を意識し始めるきっかけ ドコモ経済圏とau経済圏は「通信会社」、PayPay経済圏は「QR・バーコード決済」、楽天経済圏とイオン経済圏は「買い物する場所」
5つの経済圏のメイン利用者2,500人(n=各500)を対象に、もっとも意識している経済圏を意識し始めるきっかけとなったサービスを聞いたところ、経済圏別で見ると、ドコモ経済圏(n=500)は「通信会社」が38.6%、au経済圏(n=500)は「通信会社」が35.8%、PayPay経済圏(n=500)は「QR・バーコード決済」が55.0%、楽天経済圏(n=500)は「買い物する場所」が42.6%、イオン経済圏(n=500)は「買い物する場所」が40.2%とそれぞれトップとなった。
メイン利用している経済圏のポイントを貯めている場所と使っている場所 ドコモ経済圏とau経済圏は「コンビニ」、PayPay経済圏と楽天経済圏は「ECサイト、アプリ」、イオン経済圏は「スーパー」がそれぞれ最多
5つの経済圏のメイン利用者2,500人を対象に、メイン利用している経済圏のポイントを貯めている場所と使っている場所について聞いたところ(複数回答可)、ドコモ経済圏(n=500)とau経済圏(n=500)は「コンビニエンスストア」、PayPay経済圏(n=500)と楽天経済圏(n=500)は「ECサイト、アプリ」、イオン経済圏(n=500)は「スーパーマーケット」となった。
経済圏を意識後の行動 「買い物する場所」「QR・バーコード決済」「クレジットカード」をもっと利用するように
経済圏を意識するきっかけとなったサービスがあると回答した2,255人を対象に、経済圏を意識した後に行動したことを聞いたところ、経済圏別で見ると、ドコモ経済圏(n=449)とイオン経済圏(n=441)が「クレジットカードをもっと利用するようになった」、au経済圏(n=450)とPayPay経済圏(n=476)は「QR・バーコード決済をもっと利用するようになった」、楽天経済圏(n=439)は「買い物する場所をもっと利用するようになった」がそれぞれトップとなった。
調査概要
- 調査期間:2022年10月14日~10月18日
- 有効回答:<予備調査>25,000人<本調査>2,500人
- 調査方法:インターネット調査
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調査対象:
<予備調査>18歳~69歳の男女
<本調査>5つの経済圏のメイン利用者※ドコモ経済圏(n=500)、au経済圏(n=500)、PayPay経済圏(n=500)、楽天経済圏(n=500)、イオン経済圏(n=500)