MonotaRO(以下、モノタロウ)は、グローバルな電子取引プラットフォーム「Tradeshift」を提供するトレードシフトジャパン(以下、トレードシフト)と、事業者向け通販サイト「モノタロウ」の電子カタログ連携(パンチアウト連携)を開始したことを発表した。
近年、BtoB(企業間取引)においては、従来の電話・FAX・郵送やEDI(電子データ交換)による受発注のほか、EC(電子商取引)サイトを活用した購買が増えている。2021年7月に経済産業省が発表した電子商取引に関する市場調査の結果では、BtoBにおける全商取引金額の33.5%がBtoB-ECサイトからの購買という調査結果が報告されている。
モノタロウのECサイトとTradeshiftが連携することにより、TradeshiftのユーザーはモノタロウのECサイトで選択した商品をTradeshift経由で購買申請を行うことができ、申請の承認後は自動的にモノタロウに注文情報が送信され、発注可能となる。また、納品後はモノタロウからの請求データがTradeshiftに連携。これにより、購買申請者の作業軽減や、複数のシステムを用いることによるミス・手戻りが削減されるとのこと。
さらに、モノタロウのECサイトからの購買をほかの購買と同じTradeshiftの仕組みのなかで管理できるようになることで、購買プロセスの最適化やプロセスコスト軽減、購買の内部統制強化が期待できるという。