STORESプラットフォーム を運営するへイ(以下、hey)は、店舗のキャッシュレス決済サービス「STORES決済(ストアーズ決済)」において、クレジットカードの「タッチ決済」に対応開始したことを発表した。長期化するコロナ禍で求められる「非接触決済の実現」と「会計時間の短縮」により、中小事業者の店舗運営のさらなる効率化を促進する。
顧客・事業者ニーズが高い決済手段「タッチ決済」
STORES決済利用事業者にアンケートを実施したところ、「顧客からはどれくらい非接触決済手段の要望があるか」という質問に対し、要望の頻度が「月に数回以上」の回答が7割を超え、さらに「毎日」という回答も16%に。この結果から、消費者の非接触決済手段の利用ニーズの高まりが明らかになった。
調査概要
- 調査期間:2022/3/24~2022/3/31
- 調査人数:n=1761名
経済産業省の調査によると、国際ブランドの非接触決済(タッチ決済)は、レジ業務の所要時間が現金決済の約30%短縮できるという結果が出ており、タッチ決済の導入でさらにスムーズな会計の実現が期待できる。
また、国内では現金決済インフラを維持するために年間約2.8兆円を超える直接コストが発生していると言われており、その内訳には「現金両替作業」や「釣り銭準備作業」「売上金(現金)入金作業」、そして「お客様対応時間」などが含まれる。
今回のクレジットカードのタッチ決済対応により、中小事業者の現金管理にまつわる時間の削減はもちろん、スピーディな会計を実現することで、店舗運営のさらなる効率化が期待される。
STORES決済 クレジットカードのタッチ決済(NFC)について
- タッチ決済対応ブランド:Visa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club、Discover
- 決済手数料:利用しているクレジットカード手数料率と同一。Apple Pay、Google PayでのNFC決済、スマートウォッチやスマートリングなどからの決済も可能。
- 対応決済端末:すでに契約済みの事業者は、手元のSTORES決済端末を利用可能。別途購入の必要はない。
- 利用方法:STORES決済アプリおよびSTORES決済端末をアップデートすることで利用でき、別途申し込みの必要はない。