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ECzine Day 2024 Autumn

2024年8月27日(火)10:00~19:15

ECzineニュース

生活に取り入れたいサステナビリティ「長く使えるアイテムの購入」4割超/楽天ラクマ・ブランディア調査

 楽天「ラクマ」と「ブランディア」は、両サービスのユーザーを対象にファッションのサステナビリティに関する意識を明らかにする目的で2回目となる共同調査を実施した。

「サステナビリティ」の認知率が約8割、昨年5月から15.2ポイント増加

 「サステナビリティ」の認知について質問したところ、約8割(85.1%)が「意味を知っている」(60.4%)、「聞いたことはあるが意味は知らない」(24.7%)と回答。昨年5月に実施した際の69.9%から15.2ポイント増加した。

 「サステナビリティ」の認知率グラフ
クリックすると拡大します

ファッションアイテムを購入する際に最も意識しているのは「デザイン」が約7割

「ファッションアイテムを購入する際に意識している点」について質問したところ、「デザインが良いか」(71.4%)が最多となり、次いで「価格が適正か」(65.9%)、「信頼できるブランドか」(44.2%)となった。

 サステナブルな視点では「環境に配慮した材料か」(17.8%)が4番目に、「生産過程がフェアトレードに基づいていいるか」(9.2%)が6番目となった。

ファッションアイテムを購入する際に意識している点のグラフ

ファッション業界のサステナビリティに関する課題は「大量廃棄の問題」が約7割

  「ファッション業界のサステナビリティに関する課題」について知っていることを質問したところ、「大量廃棄の問題」(71.6%)が最多となり、次いで「生産過程における環境汚染の問題」(45.0%)、「労働環境の問題」(41.1%)という結果に。

ファッション業界のサステナビリティに関する課題のグラフ

自分の生活に取り入れたいサステナビリティは「長く使えるアイテムの購入」が4割超

 「ファッションにおけるサステナビリティについて自分の生活に取り入れたいこと」について質問をしたところ、「長く使えるアイテムの購入」(46.4%)が最多となり、次いで「購入や不用になったときの処分でリユースの活用」(37.9%)、「特にない」(8.9%)という結果となった。

ファッションにおけるサステナビリティについて自分の生活に取り入れたいことグラフ

サステナビリティを生活に取り入れない理由は既に「節約などを意識」が約4割

 前問での質問で「特にない」(8.9%)と回答した92名を対象に、「その理由」を質問したところ、「節約等を意識して、無駄な消費をしていないため」(39.1%)が最多となり、次いで「取り組むべき背景がわからないため」(29.3%)、「自分一人の行動では変わらないため」(28.3%)という結果となった。

サステナビリティを生活に取り入れない理由

処分方法、「大量に処分したい場合」は「宅配買取」、「高く売りたい場合」は「フリマアプリ」が最多に

 「不用になったファッションアイテムについて、目的ごとの処分方法」を質問したところ、「大量に処分したい場合」では、「宅配買取」(21.9%)が、「適切な評価をしてほしい場合」では「フリマアプリ」(35.2%)。

 「早く処分したい場合」では「リユースショップ」(30.3%)が、「高く売りたい場合」では「フリマアプリ」(41.4%)が各目的における最多となり、処分方法が使い分けされていることがわかった。

不用になったファッションアイテムについて、目的ごとの処分方法のグラフ

サステナビリティに関する意識調査

  • 期間: 2022年1月14日(金)〜1月19日(水)
  • 調査対象: 楽天「ラクマ」ユーザー、「ブランディア」ユーザー
  • 調査方法: オンラインによるアンケート
  • 調査サンプル数: 1,038件(内訳:楽天「ラクマ」538件、「ブランディア」500件)

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