送金アプリ「pring(プリン)」を提供する株式会社pring は、ヤクルト顧客向けの電子マネー「ヤクルトポイント」の提供を開始した。ヤクルトポイントは水戸ヤクルト販売(佐和センター)のモニターを対象として段階的に提供予定だという。
顧客はヤクルトスタッフに現金を支払い、希望の購入ポイントを伝えることで、「ヤクルトPay by pring」のアプリ上に、容易にヤクルトポイント(1pt=1円)を発行することができる。また、対象のヤクルトスタッフからの買い物ごとに、次回買い物に利用できるポイントが付与される。これまで、ヤクルトスタッフによる対面販売は現金が中心となっていたが、顧客にヤクルトポイントをチャージしてもらうことで、手軽かつスピーディでお得な買い物体験を提供する。
同社は、2020年6月より「きせかえpring」を活用したヤクルト本社社員専用のスマホ決済アプリとして「ヤクルトPay by pring」の提供を、また2021年6月より同社員向けにポイント付与が可能なメンバーズカード機能を提供してきた。今回、同内容をアップデートして、顧客向けの提供を開始した。
pringのハウスマネーは一般的なハウスカードや支払い機能付アプリをゼロから構築するのと比べて、低コストでスピーディに発行することが可能。さらに導入店舗は「顧客管理システム(CRM)」「決済」「ポイント」の3つの機能を利用でき、決済と連動したポイント付与や顧客分析なども可能となっている。
メンバーズカード(ハウスマネー)機能とは
- プリンアプリ内で簡単に企業オリジナルメンバーズカードを発行することが可能。
- 地域通貨、ハウスカード、ポイントカードなど企業独自の設定・使い方が可能で、低コスト、スピーディなカード発行を実現。
- カード発行元加盟店での支払いなどに応じて、決済で利用可能なポイントの付与が可能。
- アプリをオリジナルデザインにきせかえ可能。(アイコンのきせかえはiosのみ)企業オリジナルデザインで、pringアプリの機能「お金をおくる、もらう、はらう、チャージする、もどす」をそのまま利用できる。
- 大手コンビニをはじめとした全国約30万店舗のpring加盟店での支払いにも利用可能
- 利用履歴などからレコメンド通知やクーポンなどを配布可能。※近日公開予定。