TISは、全社統合型マーケティングプラットフォーム「TIS MARKETING CANVAS」のユニファイドコマース実現に向けサービスラインナップを強化する。
TISは、複数の販売チャネルがシームレスに連携した購買のかたち(=ユニファイドコマース)を実現するため、コンサルティングサービスを追加。さらにオフライン連携を強化するため、グループ会社クオリカの小売専門店の業務を支援するトータルソリューション「SpecialtyQubeGrowth」と連携し、「TIS MARKETING CANVAS」のサービスラインナップを強化した。
「顧客コミュニケーション」「コマース」「データ統合・利活用」の3つの業務観点で再整理することで、アパレル業界をはじめとする実店舗とECを手がける小売専門事業者の課題を解決していく考え。
顧客コミュニケーション
ユーザーとの継続した付き合いを実現するためのコミュニケーション手段を提供し、より良いCRM活動を実現する。
コマース
店舗とECとの垣根をなくしたユーザーにシームレスな購買体験の提供し、それらを運営する統合された販売活動を実現する。
データ統合・利活用
ユーザーとのコミュニケーション、購買体験の中から生まれるさまざまなデータを取得・分析し、ベネフィットとして還元する施策を実現する。
今回の強化で、次のふたつのサービスを追加した。
ユニファイドコマースコンサルティングサービスの追加
これまでTISが培ってきたデジタルマーケティングの知見をもとに作成したアセスメントシートを、3つの業務観点だけでなく、ユーザー企業の経営戦略や業務・組織も含めた次の観点から課題を明確にする。
その課題解決に向けて、ビジネス・IT面で専門のコンサルティングチームによる実現性のある計画を策定し、ユーザー企業に提案。さらにその提案をもとにユーザー企業の業務への適用やITシステムの実装、その後の運用までをサポートする。
- 【戦略】ビジネスモデルと戦略
- 【業務・組織】ユニファイドコマースを実現するための業務と組織
- 【顧客コミュニケーション】ユーザーとの継続した付き合い
- 【コマース】シームレスな購買体験
- 【データ統合・利活用】マーケティングデータの分析と活用
- 【システム】ユニファイドコマースを支えるシステム
アセスメントシートサンプル
オフライン領域の強化
新型コロナウィルスの影響による店舗の運営が厳しさを増す中、物販系EC市場は大幅な成長を遂げており、今後店舗の役割は変わりつつも、オンライン・EC サイトとの連携・融合が求められている。
ECサイトと店舗でのシームレスな連携を実現するため、小売業を中心に1,000店舗以上の導入・運用実績のあるクオリカの小売専門店の業務を支援するトータルソリューション「SpecialtyQubeGrowth」と連携。
「SpecialtyQubeGrowth」で、POS・販売・商品・顧客管理など小売専門店の業務を支援し、オンライン・オフラインの両面でユーザー企業の課題解決を目指す。