シタテルは、アパレル業務の生産ワークフローを改善するクラウドサービス「sitateru CLOUD 生産支援」のサプライヤーコミュニケーション機能において、iOSおよびAndroidのスマートフォンに対応したアプリを11月16日よりリリースした。
同社は、2020年4月に「sitateru CLOUD 生産支援」のサービス提供を開始。同サービスが有するサプライヤーコミュニケーション機能では、衣服づくりにまつわる各サプライヤーと、チャット形式でメッセージのやり取りが可能となっており、アイテムごとのチャットをはじめ、見積もりの提出や出荷連絡、請求などのアクティビティもカバーする。
同機能は従来、パソコンやスマートフォンのブラウザ上で活用できる機能だったが、今回アプリをリリースしたことで、業務取引のチャットツールとしてUIを改善した。同アプリで実現できることの概要は次のとおり。
サプライヤーとスマートフォンでコミュニケーションが可能
アイテム・プロジェクト・貿易単位に区切ったトークルームやグループチャット機能、組織間のDM機能を搭載。スマートフォンひとつでサプライヤーとコミュニケーションを取ることが可能となった。
通知機能でタイムリーなコミュニケーションとメッセージの見逃しを防止
スマートフォンでメッセージ通知の受信ができるため、外出先などでもタイムリーにサプライヤーとのコミュニケーションが可能となった。また、通知・メンションによるメッセージの見逃し防止機能も有するほか、トーク単位で通知のON・OFF切り替えも可能。
トークごとのファイル一覧から関連書類にアクセス
関連資料もトークごとのファイル一覧から確認可能な仕様となっているため、資料を一から探す手間が省けることで業務効率化に貢献する。
なお、シタテルは今後の開発について、メッセージごとへのリアクション機能やブックマーク機能、オヤスミ機能などを予定している。