「北欧、暮らしの道具店」を運営するクラシコムは、2018年5月から配信を開始した、社員が出演するポッドキャスト番組「チャポンと行こう!」の月間再生回数がコロナ前後で比較すると約4倍伸長し、年内の累計再生数が1,000万回を突破する見込みであることを発表した。
「北欧、暮らしの道具店」は、2007年に北欧ヴィンテージ雑貨をEC販売するために開店、現在は世界中のアイテムのセレクト販売や自社ブランドを展開する他、メディア運営、ドキュメンタリーやドラマの映像制作、映画の製作など、さまざまなサービスを展開している。
「北欧、暮らしの道具店」のポッドキャスト(同社では、インターネットラジオと呼称)は2018年5月から「Spotify」などで配信を開始。社員が出演する「チャポンと行こう!」と、「北欧、暮らしの道具店」で掲載した人気エッセイをスタッフが読む「エッセイラジオ」の2番組を、毎週日曜20時に公式アプリ・Spotify・Apple Podcastなど8つのプラットフォームで交互に配信している。
配信を開始した2018年の年間再生回数は20万回で、コロナ前の2019年は年間90万回だったところ、2020年では前年比360%伸長の340万回、2021年現在は前年比170%伸長の580万回となり(2019年からは630%増)、年内には累計再生回数1,000万回を達成する見込みとなった。
家事時間が増える中で、作業をしながら聴くことができる音声コンテンツが「北欧、暮らしの道具店」の主な顧客である30〜50代の女性に好評だったことや、巣ごもり生活で友人と気軽に会えなかったり、人と会話をする機会が減ったりして、孤独を感じていた人にとって、日曜日の夜に繰り広げられる何気ない女子トークが癒しとなったのではと、同社では考察している。