グッドイートカンパニーとカフェ・カンパニーは、食のコミュニティ型EC「GOOD EAT CLUB(グッドイートクラブ)」と直営店舗にて、食品ロス削減に取り組むと10月15日に発表。
同取り組みでは主に、「食材を捨てない」「食品を使い切る」「余計に作らない」の3つをテーマとしており、「食材を捨てない」取り組みでは、食品ロス食材を美味しく食べることができる商品の開発を推進。10月14日より対馬の食品ロス問題を美味しく解決することを目指したプロジェクト「対馬 GOOD EAT PROJECT」を立ち上げた。同プロジェクトでは「GOOD EAT CLUB」にて、従来は廃棄されていた魚を使った「たたっこ」や「魚餃子」「ジビエ餃子」「ジビエカレー」などオリジナル商品の予約販売を開始しているほか、カフェ・カンパニーが運営するカフェ「MOJA in the HOUSE」にて、オンライン・リアルイベントも開催予定。なお、同プロジェクトには、ASIAN KUNG-FU GENERATIONやPHONO TONESのドラマーを務める料理研究家の伊地知潔氏も参画している。
また、「食品を使い切る」取り組みでは、販売期限をすぎたEC商品をリアル店舗で活用する仕組みを構築。カフェ・カンパニーは食業界の慣例として、小売店では製造日から賞味期限までの期間の残り3分の1をすぎると、それ以上は販売しない「3分の1ルール」が存在するという課題があると考察。3分の1をすぎても賞味期限に余裕がある「GOOD EAT CLUB」の商品を、11月にオープン予定の同サイトのリアル店舗やカフェ・カンパニーが運営する飲食店にてメニューとして活用する。
「余計に作らない」取り組みでは、「GOOD EAT CLUB」にて受注生産型の商品を増加させており、在庫最適化を目指すとともに、作りたてに近い美味しさを顧客に提供するとしている。