ツナググループHCは、店舗流通ネット(TRN)との提携により、緊急事態宣言解除後の人材不足に悩む飲食店に向けて、採用~定着までの課題解決を一括支援する。
ツナグ社はRPO(採用代行)を中心に、主に小売・外食産業における人財面の課題解決に携わっており、コロナ禍で支援先企業のビジネスモデルが変化を余儀なくされる中、人材採用における集客から定着までのあらゆる課題に対し、要因分析から解決策の提案まで一環したサービスを提供している。
緊急事態宣言解除にともない、採用代行の求人広告件数は、早期営業再開に向けたアルバイト・パート人材確保のため、7月比1.43倍と急増した。
一方、TRN社は金融・不動産・人材・プロモーション・工事事業を通じて大手飲食チェーンから多店舗経営を目指す企業、個人経営店舗まで、飲食業を中心とした店舗ビジネスの出店をサポート。 人材に関しては、社員採用を中心にスカウト・外国人・教育の支援を行っているが、アルバイト・パートに関しては店舗オープン時の採用、戦力化、定着についてのノウハウやサービス提供の強化を課題としていた。
そこで今回の提携により、TRN社が保有する月10~15件の新規開業案件に対し、ツナグ社がRPOを通じて小売・飲食を中心に有する採用~戦力化、定着までのサービス、ノウハウを提供。 開業時の採用コストの最適化、定着による人材の流出食い止め、次店舗の出店スピードを加速することが可能となる。
飲食業を中心とした中小店舗に対し、採用~定着までの課題解決を一括支援することにより、コロナ後の人手不足の解消、さらには戦力化を図り、将来有望な中小店舗を大手チェーンへと成長させることを目指す。
また、将来的にはTRN社がもつAI技術導入ノウハウを活用し、ツナグ社の支援先企業の出店サポートも行うことで、より飲食業界全体の活気を取り戻すことへ貢献する考え。