楽天ショップが待ちに待った!広告効果測定ツール「アドロボ」
楽天市場での売上を大きく左右する、楽天市場内の広告。リスティング広告等で知られるように、ネット広告は効果を計測できるのが最大の特徴だが、楽天内広告については、効果測定が徹底できているショップはそれほど多くないという。
「楽天市場の広告をうまく活用すれば売上が上がる、という流れができていました。そのため、効果測定をしてこなかったというショップが少なくありません。また、RMSという楽天市場の管理画面でトラッキングデータを見ることはできますが、視覚化されておらず、忙しい店長さんたちには扱うのが難しかった。そこで開発したのが、楽天市場の広告を効果測定する『アドロボ』です」
アドロボの仕組みは非常にシンプルだ。広告のクリエイティブを登録し、期間を決め、URLを設定するだけ。3分以内にアカウント発行が完了し、それぞれの広告からいくら売り上げたのかがビジュアルでわかりやすく表示される。
「多くのショップは、純広告、キーワード広告、メール広告を活用しています。特に純広告、キーワード広告が利用されているため、『アドロボ』では、純広告、キーワード広告の測定に絞りました」
店長の「これができたらいいな」を絞り込んだ機能設定
アドロボ以外にも、商品、在庫、受注管理などのサービスを作ってきたハングリードでは、楽天ショップ店長のニーズを十二分に把握している。
「多いところでは、月に数百という広告を出稿するところもあります。1つひとつ管理画面で登録するのは、かなりの負担です。そこで、CSVでアップロードできる機能を付けました。また、効果検証のレポートもCSVで出し、Excelで加工して社内で共有しやすくしています」
ほかにも、広告を出稿した商品の中で売れている順にランキング表示できたり、スマートフォンやタブレットでも見ることができるなど、店長にとってありがたい機能・特徴を絞り込んで搭載している。
売上170%も! 運営効率化ツールでライバルに差をつける
とはいえ、ネットショップ店長にとってインターネットはあくまで商売のためのツール。気になるのは、『アドロボ』を入れてどれだけ数字につながるのか、だ。
「ベータ版をモニター企業さまにご利用いただいているのですが、これまで出稿していた広告の費用対効果がきちんと証明されています。もちろん、なかには費用対効果がよくない広告も出てきます。その原因が広告クリエイティブにあるのか、ランディングページにあるのか、『アドロボ』で見つけ、改善し、PDCAを回していくことが重要です」
とはいえ、ITへの苦手意識などからツールへの投資を惜しみ、人力でなんとか回しているショップも少なくない。
「当社のロボットシリーズは、『人ができないところ』と『人がやらなくてもいいところ』の2つを担当します。『人ができないところ』は、たとえば365日24時間在庫を連動するといった仕事で、人には難しい。もう1つは、『人がやらなくてもいいところ』ですが、たとえばルーチンワークをロボットに任せて、たとえば仕入れや商品開発などの仕事に注力していただくとか。当社のロボットを導入後、売上170%になったショップさんもあります。やはり、人力でなんとかしようというショップさんよりは、一歩先を見ているように感じますね」
ニーズに応えて機能を拡充 まずは間接コンバージョンから
『アドロボ』は2014年5月にリリースしたばかりだが、問い合わせの多さからニーズは確信しているという。
「お客様と一緒に開発していくつもりで、期待に応えていきます。まず、7月中には、間接コンバージョンも測定できるようにします。広告Aはクリックされたけれど売れなかった、後日広告Cでコンバージョンしたとしたら、広告Cだけが効果があったわけではなく、広告Aも間接的に効果があったことになります。間接効果も測れるようにしていきます」
楽天市場内広告の効果測定ツール『アドロボ』は、初期費用2万5,000円(リリースキャンペーン2014年8月31日まで)、月額システム利用料(店舗単位)は1万円~(5,000クリックまで、クリック数に応じて増)という価格帯で導入できる。
「30日間、無料でお試しいただける期間を設けています。初期設定は7~8項目を入力するだけ、数分で広告入稿が始められ、最短10分以内で効果測定が始まります。まずはぜひ、使ってみてください」
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