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データポータルでオムニチャネル分析を実現!社内共有ダッシュボードを構築したUNiCASEの取り組み

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2019/03/13 11:00

もっと売るために自分が見たかったデータだから、使い続けられる

――今回のプロジェクトのご経験から、EC/小売事業者がオムニチャネルなマーケティングを実現するためにアドバイスがあれば教えてください。

辻本(GMO-PG) 今回のデータポータル活用プロジェクトは、現場で販売を行う方々から、「こんな分析がしたい」「こんなデータが見たい」という要望をたくさんいただいたため、短期間で形にできたと考えています。事業者様側に「こうしたい」がないと、見た目はきれいだけれど実務に使えないダッシュボードになってしまうのではと懸念しています。

データポータルは、作業中に他のメンバーが閲覧するとわかる仕組みになっています。リリースするまでの間に、岡部さんが何度も見に来てくださいました。「ここを修正してほしい」とご指示があった後は、修正した箇所をきちんとチェックされていることもわかりました。プレッシャーも感じましたが、作るのをお手伝いした側としてはうれしかったです。リリースした後も、ダッシュボードを使い続けていただける熱量を感じました。事業者様側の、使い続ける情熱も必要ではないかと思います。

岡部(UNiCASE) 当社はG Suiteを使っているのですが、アカウント管理にとても便利でした。GAやサーチコンソールの権限を気にせずに、店舗のスタッフもすでに持っているアカウントで見ることができたのは大きかったと思います。アカウントによってフィルタをかけて、見るべきデータを分けられるのもいいですね。

ものを売ることに対してモチベーションは高いのだけれど、システムが苦手でデータを利用するまでに至らないスタッフはたくさんいます。しかし、データポータルはビジュアライズされていて見やすいのでしょう。最初に出来上がった際に「めっちゃいいですね!」といった声が、現場からたくさん寄せられました。リリースから時間が経ったので、いかに使い続けてもらうかという視点でのアップデートは重要だと考えています。データポータルを活用すればさまざまなことが安価に実現できるので、オススメです。

UNiCASEが実店舗でデータポータルを活用するプロジェクトを進めた皆さん

――今後のご展望をお聞かせください。

上田(UNiCASE) データポータルを活用するノウハウが、ようやく貯まってきたと感じています。それを活かし、ほかの小売業様のMDやスタッフ教育などのご支援が行えればと考えています。小売業の課題は共通していると思いますので、コンサルティングやCCCフロンティアラボのシステム開発での支援もご提供していきたいです。

岡部(UNiCASE) すでにほかの小売業様へのご支援は行っているのですが、ECだけでなく実店舗も含めたデータポータルの構築事例はそう多くないでしょう。今回のプロジェクトで得られたノウハウで、実店舗をお持ちの小売業様のお役にも立てるのではと考えています。

小沼(GMO-PG) 私どもGMO-PGも、お客様のイノベーションパートナーとして、広告運用やオンライン/オフラインにかかわらず総合的に支援していくべきであり、また実現できると今回のプロジェクトで感じました。オムニチャネル施策は複数ご提案できるのですが、実店舗とECのデータが連携していない企業様が多いです。UNiCASE様に関しては、今回基盤を整えることはできたので、実店舗来店ユーザーとECのデモグラフィックデータを複合的に分析したり、分析結果を活かしたジオターゲティング広告や来店促進広告による成果拡大にも挑戦していきたいです。

辻本(GMO-PG) お客様は実店舗とECを、またいで活用されています。デジタルの施策によってデジタルでコンバージョンしなかったけれど、実店舗の来店につながったといったことは実際に起きています。その動きを、いかにデータで捉え、施策に活かせるか。オムニチャネルでとらえた会社全体の売上拡大につながる施策を、我々もレベルアップして実現していきたいと考えています。

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