日本のユーザーは「自分の個性を表現する商品を好む傾向」
ここからは、デイリーアバウトの朴CEOとの一問一答をお届けします。
―――韓国と日本のユーザーで、売れ筋商品などに違いはありますか?
ターゲット層の年齢は同じですが、両国の消費者の特徴には多少違いがあります。韓国の場合、シンプルでベーシックな商品が人気で、どんな服にも合わせやすいパステルカラーが人気です。また、同年代のトレンドに敏感な傾向もあります。
一方韓国に比べて日本のユーザーは、流行に従うというより、自分の個性を表現できるような商品を好む傾向があると思います。実際にシンプルなアイテムより、独特なディテールが入ったアイテムを購入する顧客が多いです。
――――日本向けのECサイトを展開するにあたって、苦労したこと、大変だったことはありますか?またそれをどのように解決したかについても、お教えください。
海外展開を始めた頃、言語の壁で想定通りに事業が進まず苦労しました。日本が地理的に近いといっても、市場調査に時間や費用もかかりましたし、本格的な海外展開にはノウハウも必要でした。このような課題を感じていた部分をcafe24にサポートしてもらうことで、国内事業に集中しながら、海外進出のための基盤を整えることができました。
――――サイトを横いっぱいに使ったメインビジュアルが印象的です。サイトのデザインや商品画像など、クリエイティブ面でこだわりはありますか?
サイトのデザインでは、全体的にすっきりとしたイメージを大事にしており、商品の詳細ページのアクセス数を増やすことを目指しています。 特にメイン画像は、ブランドのコンセプトをしっかり伝えるということを意識しながら撮影をしています。またシーズンごとに、主力商品を活用したイベントなども企画しています。