マーケティングオートメーションやカスタマーサポートとも「つながる」
セールスフォースでは、マーケティングオートメーションの機能を提供する「Salesforce Marketing Cloud」、カスタマーサービス向けの「Salesforce Service Cloud」というソリューションも有している。「つながる」のもうひとつの意味とは、これらのソリューションとの連携だ。
これにより、購入前のアプローチから、ECや店舗での購入体験、購入後のカスタマーサービス(サポート)まで、より精度の高い顧客対応が可能となる。
ECへの先進的な取り組みで知られるアディダスでは、Salesforce Commerce Cloudを含むこれら3つのソリューションを導入しているという。
最後に、まとめとして増田氏は次の3点をあらためて強調し、セッションを終えた。
- デジタルコマースの世界において「モバイル」と「AI」は、もはや成長を牽引する重要なエンジンとなっている。
- 売上や顧客経験を高めるために必要な要素は、「Fast(より速く)」「Personalized(パーソナライズ)」「Connected(よりつながる)の3つである。
- Salesforce Commerce Cloud は上記の必要な要素を満たす数多くの機能やサービスを実装し、コマースビジネスの成長を支援できる。