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機械学習を用いたクーポン施策「ZenClerk」 代表・太田麻未さんにウェブ接客のトレンドを聞く

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2017/07/26 08:00

 マウスとスクロールの動きをもとに、機械学習でコンバージョンの可能性を解析し、クーポンでウェブ接客を行うサービス「ZenClerk(ゼンクラーク)」。同サービスを提供する、 Emotion Intelligence社の代表が、女性経営者でもある太田麻未さんだ。導入して当たり前という考えが広まりつつあるウェブ接客ツールの現状について、太田さんに聞いた。

人工知能によるウェブ接客の「ZenClerk(ゼンクラーク)」
導入700社超え

ゼンラーク代表取締役 太田麻未さん
Emotion Intelligence株式会社 代表取締役 CEO 太田麻未さん

――まずは改めて、御社が提供する「ZenClerk(ゼンクラーク)」のサービスをご紹介ください。

ユーザーのマウスやスクロールの動きをもとに、ユーザーがどのくらいその商品に興味を持っているか、どのくらいコンバージョンまで近いかを解析する「Emotion I/O(エモーション・アイ・オー)」という弊社独自の人工知能エンジンをベースにしたサービスです。そのエンジンを使ってユーザーが購入を迷っている瞬間を検知し、クーポンによる最後のひと押しをすることで、コンバージョン率を向上させます。

提供するサービスとしては「ZenClerk(ゼンクラーク)」と「zenclerk lite(ゼンクラーク・ライト)」の2つのプランがあります。ZenClerk(ゼンクラーク)は大規模サイト向けで、クライアント様の課題を聞きながら、カスタマイズやキャンペーン設定などもすべて弊社が請け負い、完全な成果報酬で運営します。

zenclerk lite(ゼンクラーク・ライト)はもう少し簡易的なプランで、管理画面から数分で済む簡単な設定をしていただくことで、我々のエンジンを使ったクーポン配信サービスを運用いただけます。

――人工知能エンジンとは、技術的にはどんな働きをしていますか?

WebSocketという新しい技術を使って、マウスやスクロール位置やクリック等のイベントを1秒間に30回の頻度で取得します。1PVのなかの動き――画像をたくさん切り替えている、スクロールバックを何度も押している、気になるところをスクロールしているといった細かなデータを大量に取得し、コンバージョンするユーザー、離脱するユーザー、コンバージョンしそうで最終的に離脱するユーザーなどの傾向を導き出します。

それぞれのユーザーに対してクーポンを提示するというアクションを行い、その結果を解析して、誰にオファーするべきかを常に学習・予測していくという仕組みです。

――現在の導入社数はどのくらいですか?

700社以上です。ZenClerk(ゼンクラーク)を利用しているECサイトの流通総額は月間600億円以上にのぼります。当初は大規模サイト向けに限定していたのですが、データが貯まってきたので、中小規模のEC事業者様にも使っていただきやすいライトプランを提供したことで、導入社数が大きく伸びました。

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