インフルエンサー×SNSで現役ワーカー層を捉える「うちのね、」
━━ホーム系商材を扱う「うちのね、」の具体的な戦略について教えてください。
池田 「うちのね、」は、先ほど申し上げた「コレイヨ」のリブランディングという位置づけです。これまでに蓄積したInstagramのフォロワーやLINEの友だちをそのまま引き継いで展開しています。
具体的には、ライフスタイル系のインフルエンサーに商品の「UGC(ユーザー生成コンテンツ)」テイストのリール動画を作成いただき、それをInstagramを中心としたSNS上でで拡散してユーザーの関心を惹きつけサイトへ誘引しています。
━━ターゲット層や、重要視しているKPIは何でしょうか。
池田 ターゲットは、現役ワーカー世代の女性です。テレビよりもSNSから情報を得る方を意識しています。短期的には売上はもちろん重要な指標ですが、事業初年度としては「認知度向上」や「来訪客数」を最優先のKPIとしています。
また、新規獲得後のリピーター育成にはLINEを中心としたCRMを活用しています。1週間単位でお買い得商品が入れ替わるものが多く、その鮮度を活かした告知を行うことで、再訪を促す仕組みを整えています。
「CanauBi」は、美容家とメディアの信頼感を活かし成長
━━一方、ビューティー特化の「CanauBi」はゼロからの立ち上げですね。
池田 はい。基盤がない状態からのスタートでしたので、まずはローンチ直後に大手既存メディアとのタイアップを実施しました。光文社の『美ST』の公式Instagramアカウントや、所属モデルである美STリュクスの方々のアカウントから送客してもらうことで、信頼性と認知を一気に高めました。
━━プロモーションのこだわりはありますか。
池田 毎月著名な美容家をキャスティングし、コンテンツを制作している点です。2025年9月はヘア&メイクアップアーティストの長井かおりさん、10月は同じくヘア&メイクアップアーティストの石川ユウキさんにご協力いただき、11月は元NMB48でコスメプロデューサーの吉田朱里さんにご出演いただいています。世の中にまだ知られていないけれど高品質な「ショップチャンネルの隠れた逸品」を、プロの言葉で語っていただくことで、ブランドの早期形成を図っています。
「CanauBi」のターゲットもテレビよりもSNSから情報を得る方、美容への関心度が高い層に向けて、美容雑貨やメイク用品など、初めての方でも手に取りやすい商品からプロモーションを仕掛けています。
