Recustomerは、EC商品購入者を対象に実施した意識調査を実施。その結果を発表した。

約60%が1万円以上の単価でECでの購入をためらう
ECでファッションアイテムを購入する際の購入金額について、もっとも多かった価格帯は「1万〜3万円未満」だった。また、約60%が「1万円以上」でためらいを感じると回答した。

購入をためらう最大の要因は「実物を見られないこと」
購入をためらう最大の理由には、「実物を見ないとサイズやシルエットに不安がある」という項目が挙げられ、64.7%が回答。次いで「素材や色味が写真と異なりそう(54.2%)」、「価格が高く、似合わなかった場合に後悔しそう(52.4%)」など、実物確認にまつわる不安が多く挙がった。

試着ニーズが高く、86%が「実物確認ができればECの購入ハードルは下がる」と回答
購買を後押しする要素として、「返品・交換が無料で簡単にできる仕組み(58.1%)」や「自宅で試着できるサービス(49.9%)」の需要が高いことも明らかとなった。「実物確認ができればECの購入ハードルは下がる」と答えた人は約9割に達し、「自宅で試着し、気に入らなければ返品できる」仕組みがあれば約9割が「安心して購入できる」と回答した。



これらの結果から、RecustomerはファッションECでは返品や自宅試着など購入体験の設計がユーザー獲得に有効であると見解を示している。
調査概要
- 調査期間:2025年9月11日〜9月11日
- 調査対象:ECでアパレル・ファッション小物を購入する全国20〜60代の男女
- 回答者数:n=1,006
- 調査方法:ウェブアンケート