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【現地レポ】シンガポールの小売は食品とECが充実? 日本の強みを生かせる施策を探る

コスメの「Sephora」は接客を強化 その場で自然に会計へ

 D2Cや小売の成功事例として取り上げることの多いフランスのコスメ店「Sephora」も、シンガポールに出店している。Sephoraはシンガポールに複数店舗を構えているが、そのうち今回はION Orchard店を訪問した。店内は円形で両サイドから入店できるようになっており、オープンな印象だ。

写真はイメージ
写真はイメージ

 元々は日本の「@cosme」のような立ち位置で、10代~20代の若年層の顧客も多いSephora。シンガポールでも、10代と思われる顧客が多数いた。それもあってか、リーズナブルな商品が並ぶ。一方で、その近くに「Dior」「Saint Laurent」「Givenchy」など、高級コスメも配置されている。少し格が高いドラッグストアのようなイメージだ。

 最近、シンガポールのSephoraでは接客を強化しているという。店内の中心には大型の鏡があり、顧客がそこで商品を試したり、従業員と相談したりしていた。また、従業員たちは自ら決済端末をもっている。顧客がレジまで商品を持って行って会計するのではなく、接客の流れでその場で会計まで完了する仕組みのようだ。

 文化や商習慣が違っていても、こうした接客方法は日本の顧客にも合うのではないだろうか。日本の小売の強みを生かせる施策を取捨選択できるかが、鍵となる。

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