朝日大学の附属研究機関である朝日大学マーティング研究所は、ペット消費について調査を実施。同調査の主な結果は、次のとおり。
ペット用アパレル製品の購入に積極的なのは犬保有者と女性
ペット用アパレル製品の購入意向(とてもそう思っている+ややそう思っている)は、全体で63.9%。特に犬を飼っている人(81.5%)と女性(24.5%)に、その傾向が強いことがわかった。

購入理由は「おしゃれ」よりも「身体を守る」ためが多い
購入理由は「皮膚などの身体を保護するため」(58.3%)と「防寒、火傷、日焼け防止のため」(56.4%)が最上位で、「おしゃれのため」(45.4%)を上回った。
ペット用アパレル製品はおしゃれのためというより、ペットの身体を守るために購入されるほうが多い様子が見られ、身体を守るためにアパレル製品を購入する意識は、相対的に犬保有者で高い傾向。また、犬保有者では「外出時の汚れ防止のため」の割合が高く、猫保有者では「すべり防止のため」のニーズが見られた。

懸念点はサイズや体型などのフィット感
購入時の懸念事項としては、「サイズや体型を合わせにくい」(53.2%)の割合が最多。次いで「価格がリーズナブルでない」(30.3%)、「種類やバリエーションが少ない」(22.9%)、「デザインや色合いが思ったとおりに合わない」(20.2%)が続く結果に。また、犬保有者と猫保有者で懸念点の傾向が異なることが判明した。

調査概要
- 調査期間:2025年3月24日~3月31日
- 調査対象:全国の20代~50代の男女
- 回収サンプル数:485名
- 調査方法:朝日大学マーケティング研究所のパネル利用によるインターネット調査