株式会社タカラトミーは、株式会社セガおよび三菱商事株式会社と、グローバル市場における日本IP(Intellectual Property:キャラクターなどの知的財産)のMDビジネス拡大を見据えた3社の強みを生かしたビジネスモデル構築に向け、北米における共同事業検討の覚書を締結したと発表。
コロナ禍を契機に進んだ各種配信サービスでの日本アニメ作品の展開などにより、現在グローバル市場では日本IPの人気とMDビジネスが拡大しており、特に北米では年率15%以上の成長が見込まれている。中でも、北米市場では日本におけるゲームセンターのようなアミューズメント施設の人気が高まっており、カプセルトイ、クレーンゲームなどの伸長も期待されているという。
こうした背景を踏まえ、グローバルにも知名度のあるIPやMD、海外での事業開発・現地パートナーとのネットワークに強みをもつ3社が今回連携。互いの協力のもと、日本IPを基軸としたエンタメ複合店展開など北米での共同事業検討を開始し、グローバル市場でのMDビジネス拡大を推進していくとのこと。