フリマアプリを中心に話題尽きない、CtoC ECに注目
今回はCtoCに注目してみます。CtoC、つまり個人間取引ですが、いま大変ホットな市場になってきているように見えます。
主だったところを挙げてみると、日本では大定番のヤフオク、USでオークションといえば「ebay」、リバースオークションの「priceline」、最近上場したアリババが運営する「タオバオ」あたりは有名です。
ひとくちにCtoCといっても、その内容は様々です。
まずは、やはりオークションサイトです。日本だと先ほどあげた「ヤフオク!」以外にも、「モバオク」、「パシャオク」、「楽天オークション」あたりがあります。 もしかしたらもう知らない人もいるかもしれませんが、モバゲーで有名なDeNAの最初のビジネスは、「ビッダーズ」というオークションサービスでした。
そして最近、急にホットになってきたのが、フリマ市場です。主に女性ターゲットの「Fril」、CMで有名な「メルカリ」、そして、あのLINEが展開する「LINE MALL」などがメジャーですが、それら以外にもジャンル限定タイプのフリマサービスがたくさんあります。たとえばチケット二次流通に特化した「チケットストリート」や子育て特化の「prima」などです。
ここは、今本当に激戦区で、大型の資金調達などの派手なニュースが飛び交っています。
一方で、サイバーエージェントの運営するマムズフリマ終了のニュースなど撤退のニュースも出てきています。
一方で海外からの進出組もあります。最近では、ハンドメイドのフリマとして以前から有名な「Etsy」がいよいよ日本に上陸というニュースがありました。
この連載はECの話題のニュースを取り上げるものですが、これだけニュースの記事に困らない回も初めてです。