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ECzine Academy(イーシージン・アカデミー)とは、自社ECのプロフェッショナルの育成を支援する講座の総称です。ECzine編集部が企画し、基本となる「2日でわかるEC構築・運営基礎講座」ほか、その時々のトレンドをいち早く学んでいただけるようテーマ別講座をご用意しています。

12月13日-14日にアーカイブ配信決定!

ECzine Day(イーシージン・デイ)とは、ECzineが主催するカンファレンス型のイベントです。変化の激しいEC業界、この日にリアルな場にお越しいただくことで、トレンドやトピックスを効率的に短時間で網羅する機会としていただければ幸いです。

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ECzine Day 2023 Autumn

2023年9月22日(金)10:00~16:30(予定)

「季刊ECzine」とは、年に4回、EC業界の重要ポイントだけをまとめてお届けする紙の雑誌です。ECの最新トレンドを取り上げた「特集記事」のほか、重要なトピックスに関する知識を上書き保存する「定点観測」、EC業界のニュースや記事を振り返るコーナーなど、自社のECビジネスを俯瞰していただく際のヒントになる内容が満載です。 ※諸般の事情により、2023年春号(vol.24)をもって休刊となります。

季刊ECzine

2023年春号(vol.24)
特集「Find out! Create new connection~テクノロジーで拡張する顧客体験と売り場の可能性~」

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列島縦断!店長インタビュー

プロジェクタースクリーンの専門店「シアターハウス」 老舗が今取り組むのは、動画、BtoB、多店舗展開


福井でプロジェクタースクリーンの製造直販を行う、ネットショップ「シアターハウス」。EC開業から13年、老舗専門店が取り組むのは動画、BtoB、多店舗でした。

福井のプロジェクタースクリーン専門店「シアターハウス」

 福井のネットショップ「シアターハウス」は、プロジェクタースクリーン専門店だ。自宅でも大きなスクリーンで映画を楽しみたいのに、理想の画面がない。それなら作ってしまおうという思いから、社長の吉村明高さんが2001年に創業、ネットショップも同時に始めた。おそらく、日本初のスクリーン専門店である。

http://theaterhouse.co.jp/

 ホームシアターのニーズはそんなにあるのか?と思うかもしれないが、はじめヤフオク!で販売していたのが、ニーズがありすぎて追いつかなくなり、現在の楽天市場店、自社ECサイトを持つに至ったという経緯がある。

 広いリビングがある家に限った話ではなく、6畳の部屋でも大画面でゲームをしたいといったニーズも増えている。また、最近は機器のクオリティも上がり、安いものでは5万円から手に入るとあって、シアターハウスの累計ユーザーは6万人を超える。プレゼンテーション用などに学校、企業といった法人への実績もあり、東京大学、トヨタ自動車とそうそうたる顔ぶれが並んでいる。

シアターハウスのオフィス兼工場

 なぜ、シアターハウスは繁盛するのか。それは老舗であることに加え、高いクオリティと手頃な価格が両立していることにある。

 まずは自社で製造しているメーカーであること。テレビ技術者を経験し、実家が織物製造業を営んでいた社長の吉村明高さんが、フルハイビジョン環境に対応したスクリーンを開発した。表面に織り目ができにくく、驚きの10年保証、そして購入したスクリーンの2割の価格で生地の張替えをしてくれる。

 スクリーンは部品を含め日本製を採用。そして注文を受けると、シアターハウスの職人たちがスクリーン生地を切り出し、組み立て、動作確認をし、発送する。最初から最後まで一貫してメイドインジャパンなのだ。

 次に直販というスタイル。一般にプロジェクタースクリーンが個人のユーザーに届くまでは、メーカー→代理店→販売店→ユーザーという流れをたどり、間に多くの段階を経るほど価格が上がっていってしまう。そこをシアターハウスでは、「誰でも同じ値段」を掲げ、法人であっても個人であっても同じ価格で提供している(もちろん、大量購入の場合は相談)。

 そしてもう1つが、「コンテンツの豊富さ」にあるのではないか。

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この記事の著者

ワダ スミエ(ワダ スミエ)

2013年11月11日〜2023年3月31日までECzine編集部在籍。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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https://eczine.jp/article/detail/1196 2014/12/09 12:01

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