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フリーランスを活用して社内に動画ディレクションスキルを

定点観測06 動画
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 EC事業者がおさえておきたい、13のテクノロジー関連トピックスの「定点観測」。H&Wの橋爪さんに、動画について聞きました。※本記事は、2019年3月25日刊行の『季刊ECzine vol.08』に掲載したものです。

中小にも広がる動画活用制作のハードルは生配信で払拭

 2019年、動画活用が中小企業にも広がっていくのでは、と橋爪さんは言う。動画マーケティングの基礎中の基礎を教えてほしいと、レクチャーの依頼が複数件寄せられているそうだ。

「まだその段階とも言えますが、以前と違うのは、皆さんがスマホで動画を撮影したり、閲覧したりといったことに慣れていること。また、中小企業が始める場合には、テレビCMの経験がない場合が多いので、そのバイアスがかかっていない点が有利です。繰り返し伝えてきたように、なまじ映像が作れると従来の一方通行のコミュニケーションが抜けない。動画ではじめて映像を作る人たちのほうが、ユーザー思考で考えやすいのでは」

 テクニックや機材で悩むよりは、まずスマホで撮ってみてから考えるというのが橋爪さんの教えだが、動画マーケティングの基礎を教えてほしいと依頼がくるのは、やはりまだ動画へのハードルを高く感じている証拠とも言える。

「動画は作り込めるので、いろいろ考えてしまうんでしょう。そういった理由からも、まず、ライブ配信から始めてみることをオススメしています。一度やってしまえば、準備がいることとそれほど気負う必要がないこととが見えてきますから。スマホ1台で完結させるにはどうするか逆の発想から考えるわけです」

 重要なのは、視聴者に届くこと。橋爪さんは、政府による南海トラフ地震への備えを啓蒙する動画が、ほとんど再生されていないことを指摘する。

「制作にもお金がかかっているでしょうし、かつ、多くの人に見てもらうべき内容だと思います。でも、再生数が伸びない。これは、動画を作ることがゴールになってしまっているからです。本気で見てほしいと思うのであれば、動画を分割してSNSに流したりといった発想になるはずなのですが、サイトに置きっぱなし。伝えたいという思いが欠如していると感じます」

 結局のところ、動画を作る、動画を使ってマーケティングする、このふたつを同時にこなせる頭の持ち主が、現状とても少ないのだろう。

この記事は、紙の定期購読誌『季刊ECzine』に掲載した限定公開の記事です。
続きは以下の方法でお読みいただけます。


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連載:季刊ECzine vol.08 定点観測

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