ヒューレット・パッカード エンタープライズは、日本カードネットワークが、「次世代CARDNETセンター基盤」に、HPE GreenLake edge-to-cloudプラットフォームを採用したことを発表。キャッシュレス化の進展に伴って急増するデジタル決済の安定的な処理、予測できない変化に適応できる拡張性、処理性能、容量、可用性の向上により寄与する。
クレジットカード会社と加盟店をつなぐ「クレジット決済ネットワーク」を運営する日本カードネットワークは、クレジットカードやキャッシュレス取引のスムーズな体験を実現する決済サービスおよび決済プラットフォームを提供している。経済産業省によるキャッシュレス・ビジョンである、「2027年までにキャッシュレス決済比率40%を目指す」という指針により、キャッシュレス化は目覚ましく進展。日本カードネットワークの2020年度のトランザクション量は前年度比118%に達した。
日本カードネットワークは急増するトランザクションを安定的に処理し、予測できない変化にも適応できる拡張性に優れたサービス基盤の実現に向けて、基幹システムの最新化に取り組んでいる。
今回採用したHPE GreenLakeは、データのセキュリティとコンプライアンスを確保し、従量制の費用モデルによる「クラウドのスピード感で」「使った分だけ後払いで利用でき」「マネージドサービスとして運用を任せられる」というメリットを実現。ビジネス需要の変動に応じて拡張・縮小でき、予測不可能な需要に対応するための柔軟性と俊敏性を提供する。