movとONE COMPATHは、事業提携を開始。 店舗情報や販促情報、口コミデータの収集・分析を一元管理できる新たなプラットフォーム「LocalONE(仮称)」の共同開発を進めていき、店舗を有する企業に向けて2022年初頭より提供を開始する予定。
「LocalONE(仮称)」により、小売流通や外食など店舗を有する企業は、営業時間や電話番号、店舗写真などの「店舗情報」や、チラシやクーポンといった「販促情報」、各種口コミサイトや地図サービス・アプリ上の口コミの管理や分析を一元管理できるようになる。
movではお客様の声のDXサービス「口コミコム」を通して、口コミサイトにおける顧客の声の分析から、店舗運営における課題解決の可視化をおこなっている。ONE COMPATH では電子チラシサービス「Shufoo!」や法人向け地図ソリューション「Mapion Biz」などのサービスにより、店舗を有する企業から預かった店舗情報や販促情報を管理・運営している。
デジタル化が急速に進んだ今、多くの生活者が店舗に行く前にインターネットで情報収集。新型コロナウイルス感染症拡大以降、感染リスク回避の観点から店舗の滞在時間を短縮化する傾向が強く、事前に情報収集をするニーズはますます高まっている。
これに伴い、店舗を有する企業が自社の店舗情報や販促情報、また口コミ情報などを管理・把握する重要性も増してきた。しかし多種多様なメディアが存在する今、多くのメディアの情報を管理し常に最新の情報に更新したり口コミを把握し店舗運営に反映したりすることは、人的にも時間的にも運用の負荷が高く、ここにDX(デジタルトランスフォーメーション)の力が必要だと考えている。
そこで、店舗を有する企業のDX支援を続けてきた両社が、これらの課題を解決すべく事業提携をする運びとなった。デジタル接点により店舗の魅力を効率的に伝え、顧客の反応を拾い上げて店舗運営の改善につなげることで、店舗と顧客との継続的で友好的な関係づくりの実現を支援していく考え。