マルハニチロは「冷凍食品に関する調査2021」を実施した。
「コロナ禍以降、冷凍食品を利用する機会が増えた」46%、30代女性では59%
冷凍食品の利用実態について、自身の状況が「コロナ禍以降、冷凍食品を利用する機会が増えた」にどの程度あてはまるか聞いたところ、『あてはまる(計)』は46.0%、『あてはまらない(計)』は54.0%となった。
男女・世代別にみると、冷凍食品を利用する機会が増えた人の割合は、20代男性・30代男性(いずれも50.4%)や30代女性(59.2%)では半数を超えた。
冷凍食品の購入場所トップは「スーパー」
普段、どこで冷凍食品を購入しているか複数回答式で聞いたところ、「スーパー(店頭)」(89.4%)が突出して高く、「ドラッグストア」(28.9%)、「コンビニエンスストア」(19.4%)、「宅配生協」(7.5%)、「インターネット通販」(5.0%)が続いた。
冷凍食品購入のために使っている金額は平均2,894円/月、前回調査より429円増加
普段、冷凍食品を自身で購入する人(993名)に、冷凍食品購入のために使っている金額(1ヶ月あたり)を聞いたところ、「1,000円~2,000円未満」(31.1%)や「2,000円~3,000円未満」(17.3%)、「3,000円~5,000円未満」(17.8%)に回答が集まり、平均は2,894円となった。
前回(2019年)の調査結果と比較すると、1ヶ月あたりに冷凍食品購入のために使っている金額の平均は、2019年2,465円→2021年2,894円と、429円の増加している。
将来的に、あったらいいなと思う冷凍食品「お弁当がそのまま冷凍食品になっているもの」
将来的に、どのような冷凍食品があったらいいなと思うか聞いたところ、1位は「お弁当がそのまま冷凍食品になっているもの」(35名)だった。2位「お店の料理・シェフの料理が味わえるもの」(23名)、3位「本格的・作りたての味や食感に仕上がるもの」(19名)が続いた。
本調査は、2021年9月14日~9月15日の2日間で、 全国の20歳~59歳の男女で、 月に1日以上冷凍食品を利用する人を対象にインターネットリサーチで実施し、 1,000名の有効回答サンプルを集計した。調査協力会社はネットエイジア。