1SECは、インタラクティブな会話を可能にする同社オリジナルのAIエンジン「ONE AI(ワンエーアイ)」を搭載したバーチャルヒューマン『アデラ』を、B STONEが運営するD2Cブランド 『Ameri VINTAGE(アメリ ヴィンテージ) 』の新宿ルミネ2店で起用する。
バーチャルヒューマン『アデラ』に搭載されている「ONE AI」は、物理ベースのリアルタイムグラフィックと、音声認識AI、映像認識AI、対話特化型AI等を統合した、Face to Faceで対話可能なAIダイアログ・プラットホーム。
導入することにより、些細な興味からくる質問はもちろん、ファッションにおける専門的な知識の相談まで、AI搭載のバーチャルヒューマン『アデラ』が相手が満足するまで話しに応じる。 これにより、よくある質問、商品の紹介などはすべてAI搭載のバーチャルヒューマン『アデラ』が対応できるため、既存の人材の労働の効率化を狙うことが可能になる。 また、中期的には、AIが利用者の身体情報をヒアリングすることで、統計的に似合うアイテムや、個々人に合った着こなしを提案することで顧客体験の最大化を目指すことができる。
『Ameri VINTAGE』黒石奈央子氏は次のようにコメントしている。
「コロナ禍で店舗への客足が減っている中で何か来店促進になるような、また、コロナの影響で落ち込みつつあるアパレル業界を盛り上げることができるような、新しい取り組みを行いたいと考えており、今回AMERIのバーチャルヒューマンとしてアデラを起用しました。 今いるバーチャルヒューマンはインスタグラムなどSNS上でしか見ることができないけれど アデラは店舗に行けば会える、話せるバーチャルヒューマンとして認知されることを期待しています。 また、今後アデラのファンができ、今までAMERIに興味のなかった新たな客層が取り込めることを期待しています」
「ONE AI」は、Face to Faceで対話可能なAIダイアログ・プラットホームです。 活用することにより、カスタマーサービス、受付、アシスタント、講師、接客、ビジネス、エンターテインメント、教育等、幅広く活用が可能になる。たとえば、コスメティックやファッションでは、形式ばった接客対応と幅広い商品知識をラーニングすることによって、的確な接客応対を実現し、ソーシャルディスタンスや対面による精神的ストレスも軽減。 インタラクティブな顧客体験を実現する。また、医療領域においては、バーチャルヒューマンとの簡易的なオンラインカウンセリング診断によって、告白しづらいといった精神的なハードルを乗り越えることなどが期待される。