日本電子決済推進機構は、「TOYOTA Wallet(トヨタウォレット)」「UNIQLO Pay(ユニクロペイ)」などが銀行口座登録・支払いの機能に利用する「Bank Pay(バンクペイ)の取扱金融機関が33行に、利用可能な加盟店は13万か所以上に拡大したことを発表。
Bank Payは、日本全国の金融機関が加盟する日本電子決済推進機構が提供、オールバンクで取り組むスマホ決済サービス。 金融機関の口座と紐づけて利用するため、利用代金は事前のチャージが不要であり、口座から即時に引き落とされる。 利用者アプリで加盟店側のQRコードを読み取る方式(MPM4)とPOSレジ等で利用者アプリのQRコードを読み取る方式(CPM5)の両サービスに対応している。
小売・外食チェーンなど、企業が開発・提供するオリジナルのスマホアプリにBank Payの決済機能を取り込むことで、口座から即時引き落としでの支払いやチャージが可能に。 店頭やECサイトでの決済にBank Payを利用できる。
2021年8月2日より、顔認証と身分証明書による本人確認(eKYC)機能を導入。 Bank Pay利用登録時に本人確認を行うことで、なりすましによる他人口座の登録を防止するなど、セキュリティを強化している。
さらなる加盟店の拡大のため、Bank Payの認知向上および利用促進に向けて、キャンペーンの実施を計画。 Bank Payに支払口座として登録できる金融機関は、2021年中には127金融機関まで拡大する見込み。