Patheeは、提供するチェーン向けデジタル店舗販促プラットフォーム「STORECAST(ストアキャスト)」で、小売企業向けのOMO施策として、Googleマップからリンクした自社ECサイト経由の店舗来店数を可視化できる新機能をリリースした。
STORECASTとは、Googleマップや各種SNSなどの運用を半自動化し、 店舗の情報を発信することで販促を支援するプラットフォーム。
STORECASTの新機能である来店計測を活用することにより、Googleマップを通じて店頭商品をオンライン化してマーケティングに活用することで、ECサイトがどれくらい実店舗集客及び売上に貢献しているのかを可視化することができる。すでに導入済みの同社小売業クライアントでは、ECサイト閲覧者のうち約9%が店舗来店したことを可視化できており、ECサイトが店舗の売上に貢献できたことを確認できた実績がある。
小売事業者が実店舗と自社ECを連動させたOMO施策を実施するには、自社ポイントカードやスマホアプリといったデジタルCRM施策による会員情報の一元化が必要であり、またその会員情報とECサイトの改修が必要になるなど、会員獲得やシステム整備に大きな投資が必要であり、中小事業者が気軽に導入できるものになっていなかった。
また導入済みの事業者であっても、会員化率が低いうちは効果測定が難しいため、実店舗と自社ECを連動させたキャンペーンを実施することがハードルになっていた。 本機能によって、自社ECを訪問した非会員を含む全ユーザーを分母にして、実店舗にどれくらい重複があるのかを可視化することができる。