土屋鞄製造所は、家庭で使わなくなった同社の革製バッグを無料で引き取り、職人が丁寧に修理して再販売する、リユース事業に初参入すると発表。
引き取りは国内店舗と配送で対応し、修理は同社の職人が国内の工房で行う。提供者には同社で利用できる割引クーポンを用意し、買い替えを検討する方へのメリットとする。リセールするアイテムの価格は定価の6割程度に抑えて、実店舗で販売。革の風合いなど経年変化ですべて異なる一点物なのがウリ。
アパレル業界では今、国連のSDGs(持続可能な開発目標)への関心が急速に高まっており、土屋鞄製造所も環境に配慮し、リユースとリメイク、リペアを柱とするサステナブルなプロジェクトを新たに立ち上げる。今回のリユース事業は、その第一弾の取り組みとなる。