Shopify Japanは、Shopifyにおける越境EC関連の機能を一元化するソリューション「Shopify Markets」の提供を9月14日より順次開始すると発表した。
同社は、アメリカや中国、インドなどの市場以外にも東南アジアのEC市場が拡大していることなどから、今後は越境ECの重要性がさらに高まると考察。同ソリューションの提供によって、事業者が越境ECに取り組む際の障壁を取り除くとしている。
「Shopify Markets」は、Shopifyストアで越境ECを行う際に必要なツール・作業の一元管理を可能にするソリューション。具体的には、世界中の顧客購買データを分析する際に必要となる国単位での売上やCVR、それらの推移などの取引状況をひとつの管理画面で見ることが可能となる。また、各国への言語対応やSEO対策、ドメイン設定などの作業も同一画面で実施可能。さらに、販売時に必要な国ごとの通貨・価格設定や、配送・関税コストなどの管理についても同様となっている。なお、同ソリューションの提供は、すべての事業者に一斉に開始されるのではなく一部の事業者から順次開始される。