アスクルは、東京大学 工学系研究科 田中謙司准教授の研究室と「金融工学を応用したEC物流の全体最適化手法」に関する共同研究を開始した。
研究の概要
1.研究題目
金融工学を応用したEC物流の全体最適化手法
2.目的
近年金融市場に関する理論・実証分析が飛躍的に進歩し、リスクとリターンを管理するための洗練された工学的手法が提案されていることを踏まえ、 それらをEC物流に応用して全体最適化モデルを実現する。
3.研究内容
現代ポートフォリオ理論やゲーム理論など金融工学を組合せ、 物流課題の全体最適化に応用する。
4.期間
2021年5月21日~2022年5月20日
本研究は、アスクルが戦略として掲げるプラットフォーム改革の実行施策を進める中で、自社物流の品質や効率を一層向上させるためにデータを用いたビジネス最適化設計において豊富な知見を有する田中研究室とともに、データやAI活用等に留まらず、現代ポートフォリオ理論をはじめとする金融工学手法も活用したより上位に位置する物流の全体最適モデルを構築していくもの。
研究には、アスクル研究員3名を派遣し、「物流の最適化」、「サステナブル視点での物流進化」、「データ活用による物流サービスの価値向上」の実現を目指す。