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個人向けオンライン融資サービス 信用スコアの認知は約68%、「全く知らない」は約32%/MDD研究所

 MMD研究所は、予備調査では20歳~69歳の男女5,936人、本調査ではオンラインでの個人向け融資サービスの利用経験者550人を対象に、「個人向け融資サービスと信用スコアに関する調査」を実施した。同調査結果は次のとおり。

オンラインでの個人向け融資サービスの利用経験者は21.6%

 20歳~69歳の男女5,936人を対象に、オンライン決済の利用経験を聞いたところ、91.9%が利用したことがあると回答した。

 次に、オンライン決済利用経験者5,457人に、利用経験のあるオンライン決済の種類を複数回答で聞いたところ、「クレジットカード決済」がもっとも多く85.2%、次いで「ID決済」が42.7%、「電子マネー決済」が39.8%となった。

 続いて、オンライン決済利用経験者5,457人に、オンラインでの個人向け融資サービスの利用経験を聞いたところ、「ある」が21.6%、「ない」が78.4%だった。

 続いて、オンラインでの個人向け融資サービス利用経験者1,176人に、利用経験のあるオンラインでの個人向け融資サービスの種類を複数回答で聞いたところ、「クレジットカードのネットキャッシング」がもっとも多く60.7%、次いで「銀行系ローン」が49.2%、「消費者金融系ローン」が34.8%。

 年代別に見ると、全世代で「クレジットカードのネットキャッシング」が6割前後、「銀行系ローン」が5割前後となった。「消費者金融系ローン」は30代(n=252)がもっとも多く48.4%、次いで20代(n=330)が43.9%、40代(n=258)が31.0%。「キャッシュレス決済系ローン」は20代(n=330)がもっとも多く40.0%、次いで30代(n=252)が39.3%、40代(n=258)が21.7%となった。

オンラインでの個人向け融資サービス 利用用途のトップは「生活費の支払い」が34.6%

 オンラインでの個人向け融資サービス利用経験者1,176人を対象に、個人向け融資サービスの利用1回ごとの平均借入金額を聞いたところ(「忘れた」と無回答者を合わせた153人を除く)、「1万~3万円未満」がもっとも多く19.6%、次いで「1万円未満」が18.5%、「3万~5万円未満」が17.7%となった。

 続いて、オンラインでの個人向け融資サービスの利用用途を複数回答で聞いたところ(無回答者98人を除く)、「生活費の支払い」がもっとも多く34.6%、次いで「欲しいものを購入する資金の補填」が32.3%、「趣味、娯楽にかける費用」が31.6%となった。

信用スコアの認知は67.6%、「全く知らない」は32.4% 内容理解は年代により最大50.9ポイント差

 予備調査からオンラインでの個人向け融資サービス利用経験者550人を抽出し、「信用スコア」を知っているか聞いたところ、「内容まで知っている」が41.6%、「名称だけ知っており、内容は知らない」が26.0%となり、信用スコアの認知は合わせて67.6%となった。「全く知らない」が32.4%となった。

 年代別で見ると、「内容まで知っている」は30代(n=110)がもっとも多く70.0%、次いで20代(n=111)が64.0%、提供に抵抗あるパーソナルデータは「クレジットカードや銀行口座情報」「電話帳などの情報」「アクセス履歴オンラインでの個人向け融資サービス利用経験者550人を対象に、提供するのに抵抗があるパーソナルデータはあるか複数回答で聞いたところ、「クレジットカードや銀行口座情報」が56.0%ともっとも多く、次いで「電話帳や友達との繋がり情報」が44.4%、「インターネットアクセス履歴」が43.6%となった。

提供に抵抗あるパーソナルデータは「クレカや銀行口座情報」「他人とのつながり情報」「ネットのアクセス履歴」

 オンラインでの個人向け融資サービス利用経験者550人を対象に、提供するのに抵抗があるパーソナルデータはあるか複数回答で聞いたところ、「クレジットカードや銀行口座情報」が56.0%ともっとも多く、次いで「電話帳や友達との繋がり情報」が44.4%、「インターネットアクセス履歴」が43.6%となった。

信用スコアの活用拡大に肯定的な人は52.6% 20代・30代と60代では約50ポイント差

 オンラインでの個人向け融資サービス利用経験者550人を対象に、信用スコアを活用することにより考えられるメリット、デメリットをそれぞれ伝えた上で信用スコア活用への意向を聞いたところ、「活用を拡大してほしい」は24.4%、「どちらかというと活用を拡大してほしい」は28.2%と、活用に肯定的な人は合わせて52.6%となった。「あまり活用を拡大してほしくない」は21.3%、「活用を拡大してほしくない」は9.3%と、活用に否定的な人は合わせて30.6%であることがわかった。

 年代別に見ると、「活用を拡大してほしい」と「どちらかというと活用を拡大してほしい」を合わせて信用スコア活用に肯定的な人は、30代(n=110)がもっとも多く75.4%、次いで20代(n=111)が73.8%、40代(n=111)が56.7%となった。「あまり活用を拡大してほしくない」と「活用を拡大してほしくない」合わせて信用スコア活用に否定的な人は、60代(n=110)がもっとも多く49.1%、次いで50代(n=108)が42.6%、40代(n=111)が26.1%となった。

 次に、信用スコアの活用に肯定的な289人を対象に、信用スコアの活用が拡大することによって期待することを複数回答で聞いたところ、「クレジットカードが無くても分割支払いができること」がもっとも多く47.8%、次いで「医療費の支払いなど与信で支払いが可能になること」が45.7%、「金融ローンの金利優遇、審査期限短縮」が43.6%となった。

調査概要
  • 調査期間:2021年7月19日~7月27日
  • 有効回答:予備調査5,936人、本調査550人
  • 調査方法:インターネット調査
  • 調査対象:
    <予備調査>20歳~69歳の男女
    <本調査>オンラインでの個人向け融資サービス利用経験者

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