ぐるなびは、モバイルオーダーシステム「ぐるなびFineOrder(ファインオーダー)」の先行リリースを開始した。
ぐるなびFineOrderは、店内オーダーに特化したモバイルオーダーシステム。飲食店は、会計のタイミングを注文時か退店時かを選ぶことができるため、レストランや居酒屋などの店内飲食に加えて、ファーストフードやフードコートなどのキャッシュオン形式の業態にも対応。また、会計方法についても、クレジットカードを使ったウェブ会計かレジでの会計かを店舗のオペレーションに合わせて選択できる。
メニューの登録は、量や味付けなどのカスタマイズやトッピング、セットメニューや食べ飲み放題メニューにも対応しており、おすすめメニューの登録や、店舗独自のフェアやキャンペーン情報などを告知するバナー画像とリンクの設定も可能で、消費者と非接触でおすすめ情報の訴求ができ、店舗の売り上げアップにもつながるとのこと。複数のメニューブックをカレンダー管理できるため、曜日や時間帯により出し分けをすることも可能となっている。加えて、日本語・英語・繁体字・簡体字・韓国語の5言語に対応しているため、外国語が堪能なスタッフを抱えることなく外国人への対応も可能となる。
一方、消費者は、アプリをダウンロードすることなく、手持ちのスマートフォンでQRコードを読み取るだけで店舗の注文ページにアクセスできるため、スムーズな注文が可能。ウェブ会計の設定をしている店舗の場合は、非接触のまま会計まで完結できる。また、ぐるなび会員IDでログインして利用すると、会員情報にクレジットカード情報を追加できるため、2回目以降はよりスムーズに会計が可能となる。
まずはチェーン展開している飲食店を対象に先行リリースを開始し、その後、全国の飲食店を対象に本格リリースを開始する予定だという。
同サービスの飲食店側および消費者側における特徴・機能は、次のとおり。
飲食店
- 会計のタイミングと方法を選択可能。
- メニューのカスタマイズやトッピング、セットメニューの登録が可能。
- アレルギーや栄養素情報の登録が可能。
- 食べ飲み放題メニューの注文受付やタイマー機能による注文終了が可能。
- 店舗トップページにフェアやキャンペーンなどの告知画像とリンクの設
- 置が可能。
- 複数のメニューブックをカレンダーで管理し、日にちや時間帯で表示を
- 変えることが可能。
- 日本語・英語・繁体字・簡体字・韓国語の5言語に対応。
消費者
- 手持ちのスマートフォンでQRコードを読み取るだけで、店舗の注文ページへ簡単にアクセス。
- 非接触のまま注文から会計までが可能。
- ぐるなび会員にログインして利用すると、2回目以降はクレジットカード情報を入力することなく会計が可能。