ACCESSは、電子書籍統合ソリューション「PUBLUS(パブラス)」の最新版が、セブンネットショッピングが運営する、総合通販サイト「オムニ7」の電子書籍ストア(アプリ版/ブラウザ版)に採用されたことを発表した。最新版PUBLUSでは、メディアドゥの最新取次システムとの自動連携を実現している。
同サイトは、セブンネットショッピング、西武・そごう、イトーヨーカドー、アカチャンホンポ、LOFTが集結したセブン&アイグループが提供する総合通販サイト。電子書籍・CD・DVD・ファッション・コスメや食品など約220万点を幅広く取り揃える。同サイトの運営会社となるセブンネットショッピングでは、このうち電子書籍を取り扱うストアシステムを、PUBLUSをベースに刷新した。
PUBLUSは、電子書籍ストアに必要なサーバーやEPUB 3対応ビューワ(アプリ版/ブラウザ版)などのシステム構築・運用を包括的に支援する電子書籍配信ソリューション。新規サービスの構築はもちろん、サービス事業者がすでに運営されている既存の電子書籍ストアシステムと同ソリューションをAPIで連携させることで、既存のストア機能や決済機能はそのままに、ビューワ、本棚、DRM機能をスムースにリニューアルすることが可能。また、メディアドゥが開発した最新取次システムとも連携しているため、販売用コンテンツの自動入稿が可能となっている。これにより、サービス事業者が行うコンテンツファイル登録作業が不要となり、運用業務の軽減につながる。
同社は、オムニ7の電子書籍ストアの構築に向けてPUBLUS(iOS/Android対応アプリ版、ブラウザ版)の本棚機能、ビューワ、DRM、電子取次連携機能をセットで提供するとともに、同電子書籍ストアのシステム保守および運用サポートを一括提供していく。