ウェブシステム開発・システムエンジニアリングサービスを提供するCORINは、オートバックスセブンがリニューアルした「オートバックス公式アプリ」に同社のオリジナルアプリ開発パッケージ「TENCO(テンコ)」が導入されたことを発表した。
コロナ渦において、安全な移動手段としての車のニーズが高まっている。カー用品店チェーンのオートバックスは、充実したカーライフをおくるための情報発信や、車検・作業予約がスムーズに行えるなどのDX化ニーズの高まりに対応できる環境構築のため、アプリの全面リニューアルを求めていた。
そこで、デザインが自由にできる・拡張性に富んでいる・分析に富んでいるという点からCORINの提供するTENCOが選定された。ハイブリットアプリを採用し、独自のデザインを1からつくりながらもフロント機能の工数を圧縮することで、「車検証QR 読み取り機能」によるデータ化、「ジオプッシュ通知」「プッシュ通知」「クーポン」を利用したセグメント分け配信に加え、「スタンプ」「投票機能」などユーザーに楽しみを与えるような必要機能をオートバックスの運用や業態にあったかたちで、重点的につくりあげることができたという。
メインである車検・作業予約機能に関しては、今まではアプリからウェブページに遷移し表示していたが、既存予約システムと連携し、1から画面をデザインすることで、わかりやすく容易に予約できる機能として刷新された。
CORINは、12月にライブ配信ビジネスプラットフォームのリリースを控えており、「TENCO」機能のさらなるバージョンアップも図る予定とのこと。