セールスフォース・ドットコムは、カインズが推進する顧客接点を支えるすべてのシステムの完全刷新を支援し、同社のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援する。
カインズは、ホームセンターチェーンの経営を主力事業として展開し、くらしを便利で楽しくする商品を自社で開発し、手頃な価格で提供している。2018年には「IT小売企業宣言」を発表。2019年からスタートさせた中期経営計画においてもデジタル戦略をひとつの柱に据え、顧客体験の向上と業務の効率化による生産性向上に向けた取り組みを進めている。この取り組みを進めるため、セールスフォース・ドットコムが提供するSalesforce Service Cloud、Experience Cloud、Platform、Heroku、Tableauを新たに採用した。さらに、MuleSoft Anypoint Platformを採用し、APIを使った接続方法で、既存基幹システムとSalesforce Service Cloudのリアルタイムな連携を実現、顧客に寄り添ったサービスと顧客体験を提供が可能となった。
カインズではこれまでにも、Salesforce Marketing Cloudを段階的に導入・運用しており、今回の新規クラウド化により、顧客接点を支える中心となるシステムにおいて大幅な刷新が進行したとのこと。