チーターデジタルは、伊藤忠ファッションシステム(以下、ifs)と、クライアント企業の顧客ロイヤルティ戦略の推進を目的とする支援において協業することを発表した。
両社は共同で、消費者の意志に基づき提供されるゼロパーティデータ(消費者の同意のもとで提供される情報)を活用。ファッションをはじめとする多業種のブランドマーケティングにおいて、ロイヤル顧客のインサイト把握を軸とした、店舗とeコマースにおける顧客接点の強化を行う。さらに、商品開発に至るまでの専門性の高い顧客ロイヤルティ戦略を支援していくとのこと。
チーターデジタルが提供する次世代マーケティングプラットフォーム「Cheetah Digital Customer Engagement Suite」は、顧客行動が変化する市場においても、企業の売り上げの大半を占めるロイヤル顧客を正しく把握し、優良顧客化する条件を抽出することで、消費者が求めるカスタマイズされた顧客体験を提供することが可能とのこと。
ファッションをはじめとする多業種のマーケティングにおける長年の経験と知見を蓄積しているifsとの協業によって、チーターデジタルはクライアント企業により深い専門的な顧客の理解に基づいた次世代のロイヤルティ戦略の実践を支援し、ロイヤルティマーケティングを実現する。
顧客構造の変化が顕著な現代のマーケティング環境において、両社は共同で次のサービスを提供する。
ロイヤル顧客の可視化
業界独自の購買行動に加え、ブランドに対する心理的なロイヤルティを定量的に把握することで、クライアント企業において大半の売り上げを占めるロイヤル顧客を定義。それを基礎として、ロイヤル顧客化する条件を可視化させ、オムニチャネルにより良い顧客体験を実装することが可能になる。
オムニチャネル促進と接続性強化
ロイヤル顧客になる条件を軸として、店舗およびeコマースの接点で新たな顧客体験をデザインし、実装する。
バリューチェーンへの浸透
商品開発・店舗運営・サービスブランディングなどのバリューチェーンにおいて、同様のアプローチで顧客体験を改革し、業務指標管理手法の提案を行う。