宿泊施設と空港間の手荷物当日配送サービスを展開するAirporterは、自社ユーザーである訪日外国人を対象に、新型コロナウイルス感染症が、今後の旅程にいかに影響を与えるかを調査した。
コロナ収束後に旅行したい場所は、回答者のうち86%が日本を選び1位となった。
訪日を予定している時期は「コロナ感染症が落ち着いてから」が64%に。前回調査(3/23-3/29実施)約4倍となった。
訪日の目的は、「観光(90%)」「食事(74%)」「ショッピング(ファッション、56%)」がトップ3に。
訪日時に行きたい都市は、「東京」が78%で1位に。
訪日時の情報収集先は、「ウェブサイト(82%)」「ブログ(64%)」「SNS(54%)」が上位を占めた。
中華圏の人たちの訪日予定時期で最多となった回答を見ると、中国は「2020年7〜9月」で他よりも早い。香港では「2020年10〜12月」が15%で最多に、台湾では「2021年4〜6月」が最多だが12%にとどまった。
中華圏の人たちの旅ナカでの買い物場所を見ると、台湾は他の中華圏に比べ、アウトレットモールでの購買が多い。香港は購買意欲が高く、とくに100円均一や家電量販店、免税店は90%を超えた。中国では薬局での購買が多い一方で、スーパーマーケットや100円均一、家電量販店における購買が少ない傾向に。
中華圏の人たちの旅ナカ予算を見ると、台湾は、予算10〜30万円の回答が36%と最も多い一方で、予算5万以下の割合が、中華圏の中で最多に。香港は予算10〜30万円の回答が60%を占めた。中国では、予算10〜30万円と予算30〜50万円が36%を占め、中華圏の中でも引き続き、予算の高さは変わらない様子。
本調査は、Airporterの過去の利用者を対象に、2020年4月24日-2020年4月27日、Webアンケート調査(チャット形式)で実施。有効回答数は125。
回答者の出身地は、台湾:58、香港:20、韓国:1、中国:11、シンガポール:8、 マレーシア:9、インドネシア:3、フィリピン:2、アメリカ:3、オーストラリア:2、メキシコ:1、カナダ:2、アゼルバイジャン:1、ロシア:1、オランダ:1、トルコ:1、マカオ:1。