ecbeingは、ECサイト構築パッケージ「ecbeing」をワークマンが運営するECサイトに導入したと発表。
ワークマンのECサイトについて、65%の顧客が店舗での受け取りサービスを選択し、年間12万人以上がオンラインストア注文品の購入のために店舗へ来店している。
リニューアル前のオンラインストアでは、「来店のタイミングがわかりにくい」「商品到着に時間がかかる」などの声が顧客から寄せられていた。ワークマンでは、クリック&コレクトを中心としたECへ移行するにあたり、顧客への迅速な情報伝達、リードタイムが短縮となる店頭在庫の店舗受取を行うため、ecbeingを採用、実現した。
店舗受取サービスを店舗受取通販と店舗取置通販としてサービスを刷新し提供を開始。具体的には店舗を主軸とした「受取・取置・迅速連絡」という3軸での取り組みが実現される。
店舗受取
店舗にあれば店舗で商品を用意。なければECセンターから店舗へ商品を配送し確実に購入が可能。
店舗取置
店舗在庫がECサイトで確認可能に、商品ページから取置依頼が可能(一部商品より開始)。
迅速連絡
店舗のスタッフがecbeingを活用し、在庫ピッキング、ECセンターからの到着、商品の受け渡し確認等が可能。
また、店舗スタッフはecbeingの管理画面を活用し、店舗ピッキング、受渡し対応を行うことが可能になった。
チームウェア、ユニフォーム向けの刺しゅうデータの自動生成、サイト上での裾上げ受注の機能も刷新することで、店舗への来店機会を増加させる機能を追加している。
ワークマンからは次のようなコメントが寄せられている。
「当社ワークマンでは、お客様ニーズの急激な拡大とC&C(クリック&コレクト)拡充という課題があり、ECサイトの全面リニューアルを実施しました。その結果、TV放映時やSNSで話題となった商品に対する大量流入時にサイトの安定稼働や、商品の検索精度向上や見せ方の改善によるお客様体験の向上、さらには、リアル店舗を含めた商品の迅速な受け取り(販売)を可能にしました。ecbeing社とは、リアル店舗をもつ小売業のECの改善について、引き続き情報共有を深め連携してまいります」