無添加ペットフードを企画・販売するオネストフードが、第三者割当増資による6,000万円の資金調達を行った。商品ラインナップの拡充、 システム面を含めた運用体制の強化、 海外展開への準備を進める。
オネストフードは「全ての動物とその家族の幸せな生活のために。」を理念に、 ペットフードの企画・販売を中心にした事業を展開している。第一弾として、 国産・無添加のグレインフリーペットフード「レガリエ キャットフード」を2019年2月より、 「レガリエ ドッグフード」を2019年7月より提供開始。販売量は累計で40万食を突破した。
今回の資金調達により、 オネストフードは次の3点に注力する。
1.商品開発
今夏を目途に新たな商品を開発する。 年齢別に特化したフードや嗜好性の強いウェットタイプのフードをはじめとした商品群の拡充により、 愛犬・愛猫の体調や食の好みに合わせた、 より細かな提案が可能になる。
2.体制強化
現在会員数が昨年対比10倍以上に伸長。急成長を支えるため、 配送拠点の拡充や愛犬・愛猫の健康情報をデータベース化するためのCRMシステムの構築など、 システム面の強化と、 マーケティング部門およびカスタマーサポート部門の採用・組織強化を行う。
3.海外展開
品質にこだわりを持つ海外の顧客向けの販売準備を行う。 まだペットフード市場では成功モデルが少ない、 東アジア向けのマーケティングやコマース市場を切り拓き、 業界のリーディングカンパニーを目指す。
オネストフード代表の佐藤淳氏は、次のようにコメントしている。
「日本は従来ペットフード後進国と言われてきましたが、 実際には優れた食材と製造設備に技術があり、 人の食事と同じように、ペット向けの食事でも世界をリードできる実力があります。 今回の資金調達によって事業拡大のための土台をしっかりと整え、 日本から世界に誇るペットフードブランドを生み出すと共に、 東アジアも含めたより多くのご家庭へ高品質なフードをお届け出来るようにしてまいります」