丸井グループは、D2Cのエコシステムを支援する新会社「D2C&Cо.(ディーツーシーアンドカンパニー)」を設立すると発表。
同社は、顧客や社会の変化にあわせ、事業構造とビジネスモデルを転換してきたなかで、「顧客とビジネスの関係性の変化」と「ビフォアデジタルからアフターデジタルへの変化」に現在もっとも注目しているとのこと。こうした変化を踏まえ、アフターデジタル時代に対応した新たな価値を提供する店舗へと進化するために、今後はD2Cに注力。ミレニアル世代やそれに続く将来世代が作り出すD2Cビジネスと協業しD2C全体を発展させ、丸井グループがめざす進化した店づくりと共感を通じて顧客とつながるビジネスを実現。より良い未来を創っていくという想いを込めて、新会社の設立を決めている。
今後は、年間2億人が来店するマルイ店舗や700万人を超えるエポスカード会員、モノづくりや接客・販売に精通した人材など丸井グループが持つリソースを結集し、グループ一体となってD2Cの成長・発展に向けた取り組みを推進する予定。実店舗への出店をはじめ、協業によるカード発行、利用拡大によるLTVの向上など、グループ全体の価値向上にも貢献していくとしている。