マルチチャネルコマースプラットフォームを展開するShopifyの⽇本法⼈Shopify Japanは、11月29日~12月3日にかけて世界中で行われたブラックフライデーとサイバーマンデーにて、Shopify出店者全体の総合流通額が3,000億円以上を突破した旨を発表。前年度の売上高と比較し160%以上の結果となっており、Shopifyの歴史のなかでも最大規模となっている。
ブラックフライデーのキックオフからサイバーマンデーの終了までの間に、2,550万人以上の消費者がShopifyのマーチャントから購入。セール期間のなかでも、ブラックフライデーはもっとも購入が多い日であり、ピーク時の売上はアメリカ・ニューヨーク時間の15時に1分あたり1.5億円を超え、消費者は1回の注文ごとに平均83.05ドルを消費していたと言う。
オンラインコマースでもっとも活用されているショッピングチャネルはモバイルであり、売り上げの69%が携帯電話もしくはタブレットにて行われる結果に。期間中の商品注文は、アパレルとアクセサリーがもっとも多く、化粧品、携帯電話のアクセサリー、コート・ジャケット類も多く購入されていたと言う。
マーチャント側から見てもっともものが売れた都市はロンドンとトロント。後に英国、ドイツ、フランス、スペインと続いている。また、すべての購買のうち19%が越境で出荷されており、越境ECが着実に広がっていることを裏付ける結果となっている。