楽天が運営するフリマアプリ「ラクマ」と、GLIDEが提供する引っ越しシェアリングサービス「Hi!MOVE」、トランクが提供する宅配型収納サービス「カラエト」の3サービスが連携を発表。ユーザーが引っ越しをする際に、不要品を専用ダンボールに詰めて送るだけでラクマへの代行出品ができるサービス「フリマ引越」を開始する。
同サービス開始により、Hi!MOVEで引っ越しを希望するユーザーは、同時にフリマ引越への申し込みが選択可能になる。申し込みが完了し、カラエトから届く専用ダンボールに出品したい不要品を入れて返送すると、カラエトがユーザーに代わってラクマへ出品を行う。取引が成立した際は、送料と手数料を差し引いた金額がユーザーに振り込まれる仕組み。これによりユーザーは、引っ越しサービスとラクマへの出品代行サービスをワンストップで利用できるようになる。なお、ラクマに出品した月から翌月末までの間に取引がなかった商品に関してはカラエトに移行し、商品を保管し続けるか自宅に返送を求めるかを選択することができる。
同サービスは、引っ越しの際に発生する不要品を簡単に整理できる環境を整備するとともに、不要品による廃棄物やコストを削減したい、という共通の想いのもと実現したもの。今後も不要品や引っ越しなど住環境関連の課題を解決し、持続可能な循環型社会の形成に貢献するべく取り組んでいくとしている。