LINEは、カタリナ マーケティング ジャパンとの協業およびシステム共同開発により、「LINEクーポン」で、同社のクーポンコンテンツを提供開始すると発表。
LINEクーポンは従来、飲食チェーンのクーポンを中心に提供を行っていたが、協業により⼀般消費財のクーポンラインナップを拡充。カタリナネットワークの購買履歴データなどを活用し、クーポンのパーソナライゼーションや、ロケーション情報を利用したプッシュ通知機能、POSデータとの連携強化によるユーザービリティの改善・効果検証なども行う予定となっている。将来的には「LINEウォレット」上の「LINE Pay」や「LINEポイント」、「LINE公式アカウント」などとも連携し、シームレスな購買体験の提供を行う予定。
協業開始により、LINEが提供するメリット
対消費者
LINE クーポンのコンテンツとして食品飲料・一般消費財のクーポンが拡充。多様なクーポンをモバイルで容易に取得・保存・利用が可能となる。
対メーカー
LINEクーポン上でクーポンを活用した商品プロモーションを展開するとともに、毎週1億件以上のレジ通過者へクーポンを直接配布できるカタリナネットワークとの連携により、顧客理解に加え、LINEクーポンを通じたデジタルプロモーション施策の展開が可能になる。
対小売店舗
POSの初期改修不要で、提示されたモバイル上のバーコードを読み取る簡易な店頭オペレーションからクーポンの取り扱いをスタートすることが可能となる。将来的には、より店舗負荷を抑えた形で来店促進を行うことが可能になる予定。